“守りのDX”の最前線に立つ、新IT環境のセキュリティ監視において、外部SOCの選定では3つのポイントを重視したと磯谷氏は話し、説明を加える。
1.内部SOCへ迅速な通報及び初動の情報提供
「外部SOCの選定で最も重視したのは、初動のスピードです。セキュリティアラートの監視や迅速な通報はもとより、必要に応じて踏み込んだ初動対応への可否もポイントとなりました。当社が求めるスピードや難しい要求に対し、“できない”といった回答ではなく、互いに歩み寄りながら、“こういうことはできる”といった提案力を重視しました」
2.環境の変化に柔軟に対応可能なサービス
「統合OA環境も共通インフラ基盤も、今後システムの移行や新規システム追加など順次展開が進む状況です。また、グループ各社によって異なるセキュリティ対策ソリューションが導入されており、セキュリティセンサの変更・追加・撤去なども想定されます。環境の変化への柔軟な対応も重視しました」
3.コストパフォーマンス
「大規模なシステムであることから監視対象も数多くなるため、監視サービスにもコストパフォーマンスが求められました」
「当社は、複数のMSS (Managed Security Service) を比較・検討した結果、外部SOC監視にセキュリティ監視サービス『TPS (TechMatrix Premium Support powered by TRINITY) 』の採用を決めました。外部SOCの選定で重視した3つのポイントを満たしていたことに加え、セキュリティ監視の戦略パートナーとしてテクマトリックス様を選択しました」(磯谷氏)
導入後1年が経過する中で「導入前の期待感をそのまま実現してくれている」と率直に語る磯谷氏。実際に利用した経験をもとにTPSの4つの優位性を挙げた。
1.迅速な初動対応およびその後の詳細分析
ペイロード分析をはじめとする詳細分析の実施、インシデント検知の第一報の迅速な提供など、TPSは内部SOCが求める運用フローとの適合性が高い。初動のスピード向上、リスクの最小化に貢献。
2.監視対象機器に対する豊富な知見
TPSは、パロアルトネットワークス 社製品など監視対象機器の仕様やアラートに対する知見が豊富。グループ各社の様々な環境を理解したうえでサービスを提供、グループへの展開をスムーズに。
3.定期的なコミュニケーションの充実
報告書だけでなく、意見交換を行う月次報告会を実施。検知傾向の変化や監視対象環境の展開状況など、双方向の情報共有により適切なサービスを継続的に提供。
4.総合的な観点でのコストパフォーマンス
TPSは他社サービスと比べて優位性を有し、総合的に優れたコストパフォーマンスを実現。
社名:株式会社セブン&アイ・ホールディングス
設立:2005年 (平成17年) 9月1日
資本金:500億円
連結従業員数 (2022年2月末現在) :170,757人 (月間163時間換算の臨時従業員含む)
住所:〒102-8452東京都千代田区二番町8番地8
事業内容: コンビニエンスストア、総合スーパー、食品スーパー、百貨店、専門店、フードサービス、金融サービス、IT/サービスなど、各事業を中心とした企業グループの企画・管理・運営 (純粋持株会社)
https://www.7andi.com/
株式会社セブン&アイ・ホールディングス
グループDX推進本部
セキュリティ基盤部
オフィサー
磯谷 直樹 氏
本件についてお問い合わせ
テクマトリックス株式会社
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ネットワークセキュリティ事業部
TRINITY事業開発室
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メールでのお問い合わせ / tri-biz-dev@techmatrix.co.jp